【もり兄のお金の授業③】お金の種類〜日本のお金と世界のお金〜

子どものためのお金の勉強

こんにちは、もり兄です。
この記事は、「お金」という身近でありながら、意外と知られていないテーマを子どもと一緒に楽しく学んでいく内容です。
先生方に日頃の授業や朝の会、ちょっとしたお話の時間にご活用いただけるように作成しました。
この記事を読むことで、先生ご自身も新たな発見をされたり、教材研究のヒントを見つけたりしていただけたら嬉しいです。さあ、お金の不思議を探究する旅に出かけましょう!


みんなお財布の中には、どんなお金が入っているかな?
1円玉から1万円札まで、いろいろな種類があるよね。でも、実は「お金」って、日本の中だけじゃなくて、世界中にもっとたくさんの種類があるんだ。

今回は、日本のお金をもう一度よく見て、それから世界の国々で使われている、ちょっぴり不思議で面白いお金のことを一緒に探検してみよう!

もり兄
もり兄

今回のテーマは

「お金の種類〜日本のお金と世界のお金〜」

日本のお金をよく見てみよう!

まずは、みんなが一番よく知っている日本のお金について、見てみよう。
日本には、大きく分けて2種類のお金があるね。

  1. 紙でできたお札
    令和6年に多くのお札のデザインが変わったよ。お札には、どんな人が描かれているか知っているかな?
    1,000円札 北里 柴三郎(きたさと しばさぶろう)
    2,000円札 沖縄県の守礼門(しゅれいもん)
    5,000円札 津田 梅子(つだ うめこ)
    10,000円札 渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)
  2. 金属でできた硬貨
    硬貨は、お札と違って、植物や建物が描かれているよ。どんなものか知っているかな?
    1円玉   若木
    5円玉   稲穂歯車
    10円玉 平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)、唐草(からくさ)
    50円玉 菊
    100円玉 桜
    500円玉 桐(きり)

これらのお札と硬貨を合わせて、「 」という単位で、私たちは毎日お買い物をしているんだ。
実際の写真は、日本銀行HPで詳しく見ることができるよ!自主学習で調べてみても楽しいよ!

世界にはどんなお金があるの?〜他の国の「通貨」を見てみよう!〜

日本のお金は「円」だけど、世界にはたくさんの国があって、それぞれの国が違う名前のお金を使っているんだ。この、国によって違うお金の名前を「通貨」と呼ぶよ。

いくつか有名な国の通貨を見てみよう!

アメリカ:ドル(Dollar)
アメリカのお金は、よく映画やテレビで見るかもしれないね。お札には、アメリカの歴史で大切な役割をした人たちの顔が描かれているよ。

ヨーロッパ:ユーロ(Euro)
ヨーロッパにはたくさんの国があるけど、多くの国で同じ「ユーロ」というお金を使っているんだ。これは、国と国がお互いに協力して、みんなが便利に暮らせるようにしている証拠だね。

中国:元(げん、Yuan)
中国は日本のすぐお隣の国だね。中国のお金は「元」と呼ばれているよ。

韓国(かんこく):ウォン(Won)
韓国も日本から近い国だね。韓国のお金は「ウォン」だよ。

他にも、イギリスの「ポンド」、インドの「ルピー」など、世界にはたくさんの通貨があるんだ。それぞれの国のお金には、その国の歴史や文化がデザインされているから、見てみるだけでも楽しいよ。
造幣局のHPでは、世界のめずしい硬貨も紹介されているよ!

どうして国によってお金が違うの?

国によって違うお金を使っているのは、それぞれの国が自分たちで「このお金をどれくらいの価値にするか」を決めているからなんだ。

例えば、日本で100円で買えるジュースが、アメリカでは1ドルで買えるかもしれない。でも、この「100円」と「1ドル」が同じくらいの価値になるように、毎日、世界の国々がお金の価値を調整しているんだよ。

もし、みんなが将来、外国に旅行に行くことがあったら、その国の通貨と日本のお金とを比べてみるのも面白いよ!今は、アメリカのお金1ドルは、日本の何円なんだろう?

まとめ:もり兄ク〜イズ

もり兄
もり兄

今日勉強したことをたしかめよう!

日本の紙でできたお金の名前は何でしょう?

アメリカで使われているお金の単位は何でしょう?

日本のお札や硬貨の他に、世界中にたくさんある「国によって違うお金の名前」を何と呼ぶでしょう?

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